マスターピースとポーターのバッグはどっち?答えは「使う場面」による
2026
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マスターピースの公式ストアと、ポーターの公式ストアを、交互に開いては閉じる
気に入ったバッグをカートに入れて、少し考えて、またカートから消す
そんな夜を、もう3日くらい続けていませんか?
どちらも「ちゃんとした日本のブランド」だということは、なんとなく知っているはずです
だからこそ、決めきれないんですよね
「40代の自分が持つなら、結局どっちが正解なんだろう」
検索窓に「マスターピース ポーター バッグ どっち」と打ち込んだあなたの気持ち、痛いほどわかります
夫の昇進祝いにどっちかを贈りたいんですけど、口コミを読めば読むほど分からなくなって…。「年齢を選ばない」って声と「若い人向け」って声が、同じブランドで両方あるんです。
その迷い、実はとても健全です。どちらも品質で大きく外すブランドではありません。答えを決めるのは「ブランド」ではなく、「そのバッグを、どの場面の自分に持たせるか」なんです。
はじめまして、施工管理会社で営業職を10年続けている、40代の「おっさん」ヤマオカです
営業・現場・出張と、場面ごとにバッグを使い分けているうちに、気づけば手元のビジネスバッグは12個になりました
20代のころはナイロンのバッグ一択でしたが、33歳のときに「年齢相応のものを持たないと、なんだか恥ずかしい」と感じたのが、私のバッグ選びの転機でした
この記事では、マスターピースとポーターを公式サイトの一次情報 と世間のリアルな口コミ だけで比べて、40代のあなたが「自分はこっち」と判断できるように整理しました
この記事で分かること
マスターピースとポーターは「どっちがいいか」の答え
歴史・生産体制・素材・価格・修理を公式情報で比べた違い
「ダサい」「被る」など、口コミの評価が割れる本当の理由
それぞれのブランドが向いている人・向いていない人
40代がどっちを選んでも後悔しやすい3つのパターン
読み終わるころには、平日の商談で持つ1本と、休日に気兼ねなく使う1本の役割分担が、すっきり決まっているはずです
もう通勤電車で、向かいの人のバッグをこっそり見比べる必要はありません
クリックして読める「目次」
【結論】マスターピースとポーターのバッグはどっち?答えは「使う場面」で決まる
先に結論からお伝えします
スーツで商談や打ち合わせに出る日が多いならポーター、オフィスカジュアル中心で機能や雨への強さを重視するならマスターピース です
どちらも日本の会社が企画し、国内の職人によるものづくりを打ち出しているブランドなので、品質の面で「選んだら失敗だった」となる可能性は低いと私は考えています
違うのは「品質」ではなく、得意な場面と、持ったときの見え方 なんです
実際、Yahoo!知恵袋でこの2ブランドを比べた相談には、こんな回答がついていました
「どのモデル同士で比較するかにもよるので一概には言えませんが、安いのはマスターピース、デザインに普遍性があるのはポーターかな。」(Yahoo!知恵袋の回答者/2015年の投稿)
引用元:Yahoo!知恵袋「porterとMASTER PIECEのどっちのリュックがいいですか?」 より
10年近く前の声ですが、いまの公式ストアを見ても、この感覚は大きく外れていません
入口の価格が低めで個性のあるデザインが多いマスターピースと、長く続く定番シリーズで「いつ持っても浮かない」ポーター、というイメージです
スーツと商談が中心ならポーター、オフィスカジュアルと機能重視ならマスターピース
場面ごとに、どちらが向いているかを早見表にまとめました
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使う場面 向いているのは 理由 スーツで商談・打ち合わせ ポーター 長く続く定番シリーズが多く、見た目の主張が控えめなモデルを選びやすい オフィスカジュアル通勤 マスターピース きれいめな服にも休日の服にも合わせやすいという使用者の声がある 雨の日・自転車通勤 マスターピース 旗艦シリーズPotentialは耐水圧20,000mmレベルの独自素材 軽さ優先の出張 ポーター TANKER 2WAY DOCUMENT BAGは754gと軽い 休日・カジュアル どちらも◎ どちらも得意分野。好みのデザインで選んでOK
ポーターの強みは、なんといっても定番の安心感 です
1983年に発表された代表シリーズ「TANKER(タンカー)」がいまも主力として作り続けられていて、スーツにもジャケパンにも合わせやすいモデルがそろっています
一方のマスターピースの強みは、素材と機能へのこだわり です
旗艦シリーズ「Potential(ポテンシャル)」には、ナイロンに透湿防水フィルムを貼り合わせた独自素材が使われていて、急な雨でも中身を守りやすい作りになっています
じゃあ、40代ならとりあえずポーターを買っておけば間違いないってことですよね!
「とりあえず」は一番危険です。ポーターにもカジュアル寄りのシリーズはありますし、マスターピースにもステアレザーを使ったビジネス向けのシリーズがあります。ブランド名ではなく、モデルと場面で選んでください。
ただし40代が「仕事の顔」を探しているなら、比べる土俵がもうひとつある
ここで、ひとつだけ正直にお伝えしておきたいことがあります
マスターピースもポーターも、定番シリーズの中心はナイロン系の素材 です
ナイロンは軽くて雨に強く、通勤の味方としてはとても優秀です
ただ、後ほど口コミで詳しく紹介しますが、40代の商談や初対面の場面では「ナイロンはカジュアルに見えやすい」と感じる人がいるのも事実です
もしあなたが探しているのが、休日用のバッグではなく「取引先の前に置いても年齢と立場に見合って見える、仕事の顔になる1本」なら、比べる土俵を日本製の革バッグ まで広げると、選択肢がぐっと整理されます
この話は記事の後半でじっくりお伝えしますので、まずは2ブランドの違いを、公式情報で確かめていきましょう
マスターピースとポーターを公式情報で比較|どちらも信頼できる理由と違い
ここからは、両ブランドの公式サイトに書かれている情報だけを使って比べていきます
口コミや噂ではなく、作り手が自分の言葉で公開している「一次情報」です
価格や条件は2026年10月時点の内容なので、購入前には必ず公式サイトで最新の情報を確認してください
運営会社・歴史・生産体制の違い
まずは、どんな会社が、どこで作っているのかを見ていきます
ポーターを手がけるのは、東京都千代田区に本社を置く株式会社吉田、通称「吉田カバン」です
1935年に鞄職人だった創業者・𠮷田吉蔵氏が会社を立ち上げ、1962年に自社ブランド「PORTER」を発表しました
社是は「一針入魂(いっしんにゅうこん)」で、吉田カバンの公式採用サイト では「創業当初から一貫して、メイド・イン・ジャパンにこだわった鞄を製造・販売」していると説明されています
一方のマスターピースは、大阪市中央区に本社を置くMSPC株式会社のブランドで、1994年に誕生しました
2008年には、日本有数の鞄の産地である大阪と兵庫県豊岡市に自社工場「BASE」を設立し、公式サイト によると、コラボレーション関連の一部製品を除いたすべてのバッグを、自社工場を中心に国内で生産しています
引用元:吉田カバン公式採用サイト「会社について」 、master-piece公式サイト「ABOUT」 、master-piece公式サイト「FACTORY BASE」 より
歴史の長さだけで品質の優劣は決まりませんが、どちらも何十年も続いてきたブランドだということは、安心材料のひとつになります
もっと知りたい人へ:「一針入魂」と自社工場「BASE」とは?
「一針入魂」は、職人出身の吉田カバンの創業者が掲げた言葉です。ひと針ひと針を丁寧に縫い合わせるように、素材選びからデザイン、縫製まで、すべての工程で手を抜かないものづくりを表しています。代表作のTANKERは国内のベテラン職人が縫製していて、公式サイトの記事では、多くの職人が約40年TANKERの製造に携わってきたと紹介されています。
マスターピースの自社工場「BASE OSAKA」には、縫製・裁断・型紙づくり(パタンナー)・生産管理・修理・検品などを担当するスタッフが約50人在籍しています。年齢は20代前半から70代までと幅広く、若い職人が熟練の職人から技術を受け継いでいると公式サイトで説明されています。
もうひとつ、両ブランドの「作り方」がどれだけ珍しいかが分かるデータがあります
日本皮革産業連合会 が財務省の貿易統計をまとめた資料によると、2025年に日本へ輸入されたかばん・袋物は、個数でおよそ8億7,600万個でした
引用元:日本皮革産業連合会「貿易統計データベース(かばん・袋物国別輸入 2025年)」 より作成(構成比は個数から計算)
日本に入ってくるかばんの8割以上が中国製で、国内の職人による生産を打ち出しているブランドは、流通全体から見ると少数派だということが分かります
もちろん、海外で作られたバッグが劣っているという意味ではありません
ただ、「国内の自社工場や協力工場で、職人が作っている」と公式に説明しているのは、品質に責任を持とうとする姿勢の表れだと私は受け止めています
なお、ポーターの商品ページには生産国の欄がないものもあるので、気になる方は購入前に店舗や公式サイトで確認してみてください
素材と代表シリーズの違い
次は、バッグの「生地」と、代表的なシリーズの違いです
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マスターピース ポーター 代表シリーズ Potential(旗艦シリーズ)、Slick、Rise、Lightningなど TANKER、HEAT、FORCEなど 代表的な素材 独自素材MASTERTEX(コーデュラ認定ナイロン+透湿防水フィルム) 植物由来100%のナイロンを使った三層構造の生地(NEW TANKER) 素材の特長 Potentialは耐水圧20,000mmレベルの防水性能 TANKERは表地と裏地の間に中綿をはさんだ軽い生地 革を使ったシリーズ AVENUE(ステアレザー×ナイロン)、Bump leather ver.など SORT(牛ステアのレザービジネスシリーズ)、AMAZEなど
マスターピースは、雨や汚れに強い生地づくりに特に力を入れているブランドです
「耐水圧20,000mm」というのは、生地の上に高さ20mの水の柱を立てても水が染みてこない、というくらいの強さを表す数字で、急な雨でも中のPCや書類を守りやすいのが魅力です
ポーターのTANKERは、ナイロンの表地と裏地の間に中綿をはさんだ三層構造の生地で、ふっくらした軽い仕上がりが特徴です
現行のNEW TANKERは、東レと協業した植物由来100%のナイロン を使っていることも、吉田カバンの公式サイト で紹介されています
ひとつ知っておきたいのは、マスターピースの公式サイトにある、こんな注意書きです
「ナイロンやポリエステル等の化学繊維は素材の特性上、色褪せや淡色に関しては黄変といった様々な経年変化が起こりやすい生地です。」
引用元:master-piece公式サイト「ATTENTION」 より
作り手が自ら、ナイロンは色あせや黄ばみが起きやすい素材だと正直に書いているわけです
使い込むほど味が出る革とは、年を重ねたときの「変わり方」が違うということは、頭の片隅に置いておいてください
価格・重さ・PC収納の違い
40代のビジネスバッグ選びで外せないのが、価格と重さ、そしてPCが入るかどうかです
それぞれの公式ストアから、ビジネス向けの代表的なモデルを抜き出して比べてみました
引用元:master-piece ONLINE STORE「Density 3WAYブリーフケース」 、master-piece ONLINE STORE「AVENUE 2WAYブリーフケース」 、吉田カバン公式「TANKER 2WAY DOCUMENT BAG」 、吉田カバン公式「FORCE 3WAY BRIEFCASE」 より作成
表を見ると、マスターピースは2万円台から選べるビジネスバッグがあり、入口の価格は低め です
一方、ポーターのTANKER 2WAY DOCUMENT BAGは754gと、この中でいちばん軽く、15インチのPCとB4の書類が入ります
ただし、ポーターのビジネス特集の一覧には3万8,500円のモデルもあり、マスターピースにも6〜7万円台のモデルがあるので、ブランド全体として「どちらが安い」とは言い切れません
価格帯はモデルによって重なっているので、最後は「使う場面に合う1本」で選ぶのが正解です
ちなみに、PCを毎日持ち歩く方は、バッグの重さに加えて、PCの角が生地を内側から押して傷めないかも気にしてみてください
PCを入れる前提でバッグを選ぶときの考え方は、こちらの記事で詳しくまとめています
修理・返品・送料の違い
長く使うつもりなら、価格と同じくらい大事なのが「買ったあとの条件」です
両ブランドの修理の条件を、公式サイトの情報で並べてみました
引用元:master-piece ONLINE STORE「REPAIR SERVICE」 、吉田カバン公式「リペアサービス」 より作成
どちらも、そのバッグを作った側の職人が修理をする体制 を公式に用意しています
これは、「売って終わり」ではなく、長く使ってもらうことを前提にしたブランドだという証拠です
その一方で、修理の期間は数か月単位 で、費用もそれなりにかかります
ポーターは「経年劣化による寿命を迎えた製品の修理は行っておりません」と明記していて、マスターピースは「中古品として購入された商品は受付対象外」としています
なお、マスターピースは表の金額がバックパックのファスナー修理、ポーターはファスナー交換の目安なので、金額を単純に比べることはできない点にも注意してください
返品と送料の条件もまとめておきます
返品:どちらも「イメージと違う」などのお客様都合では返品できず、不良品や誤配送のみ、商品到着後7日以内の連絡で受け付け(マスターピースはセール・アウトレット品の返品も不可)
送料:マスターピースは1万1,000円(税込)以上、ポーターは3万円(税込)以上で送料無料
修理の窓口:マスターピースは直営店・オンラインストア・正規取扱店で購入した商品が対象、ポーターはPORTER GINZA・PORTER SHINJUKU・正規販売店では修理を受け付けていない
「通販で買って、色が思っていたのと違ったら返せばいい」は通用しない と考えておくのが安全です
修理・返品・送料の条件は変わることがあるので、購入前には必ず公式サイトや店舗で最新の内容を確認してください
口コミで検証|マスターピースとポーターは40代が持つとどう見える?
通勤電車で、自分とまったく同じバッグを持った大学生と目が合って、そっと持ち手を握り直したことはありませんか?
40代のバッグ選びでいちばん気になるのは、品質よりも「自分が持ったときにどう見えるか」ではないでしょうか
ここでは、Yahoo!知恵袋やnote、個人ブログに投稿されたリアルな声を、良い声も厳しい声もそのまま紹介します
マスターピースは「ダサい」「若い人向け」と言われる?
正直に言うと、マスターピースには辛口の声も少なくありません
「マスターピースは40代向けか」という質問には、こんなベストアンサーがついていました
「手頃な価格で変な配色や無意味な金具を付けて、センスが悪いデザインの劣化版のポーターという印象。若い人向けのイメージ」(Yahoo!知恵袋のベストアンサー/2023年の投稿)
引用元:Yahoo!知恵袋「master-piece(マスターピース)って、40代の向けのバックでしょうか?」 より要約
かなり厳しい言葉ですよね
でも、よく読んでみてください
批判されているのは、ブランドの品質ではなく「配色」と「金具」 なんです
マスターピースには、素材の切り替えや差し色、オリジナルの金具が目を引くモデルが多くあり、それが「若い」「個性が強すぎる」と受け取られることがある、というのが私の見立てです
45歳の男性が購入前に印象を聞いたYahoo!知恵袋の相談 でも、20〜30代に一番合いそうだという回答がある一方で、ありきたりなブランドではないと評価する声もありました
実際に使っている人からは、作りの丁寧さを評価する声が多く見つかります
出張の多いアラフォーのお父さんが、ビジネス向けの2WAYバッグを使ってみたブログ では、よく考えられた作りに感心したと書かれていました
40代でマスターピースのリュックを買ってもいいかというYahoo!知恵袋の質問 にも、ベストアンサーはそのまま購入するのが一番だと背中を押していました
つまり、「マスターピース=ダサい」ではなく、「主張の強いモデルを選ぶと若く見えやすい」 というのが、口コミから見えてくる実態です
ポーターは「被る」「学生の頃のバッグ」と言われる?
ポーターにも、40代ならではの悩みがあります
こんな相談を見つけたとき、思わず「わかる…」とつぶやいてしまいました
「私は問題ないと思っているのですが、家内に「40代にもなってそのバッグ?」のようなことを言われました。」(40代/男性/会社員/通勤用にポーターを検討)
引用元:Yahoo!知恵袋「40代サラリーマンのポーターのバッグについての相談」 より
家族のひと言って、刺さりますよね
ポーターは、10代から50代まで幅広い世代が持っているブランドだからこそ、「若い人と被る」と感じる人がいるようです
ポーターの年齢層についてのYahoo!知恵袋の質問 では、40代なら10代も使うブランドとは一線を画したほうがいいという回答と、実際は年齢は関係ないという回答がつき、意見ははっきり割れていました
40歳の男性の相談 には、販売に携わっている立場の人から、大事なのはその人に合っているかどうかだという回答がつき、別の回答者はポーターほど年齢を選ばないブランドはないと言い切っていました
節目の40歳を迎えた方のnoteにも、こんな言葉がありました
「革の王道も惹かれる。でも今の僕は、なぜか ポーターが気になっています。」「ガンガン使っても形が崩れにくくて、でも不思議と“品”がある。」(40歳/男性/大学時代に買ったTANKERのトートを愛用)
引用元:note「『ポーターってやっぱり良いよね』と思ってしまう理由」 より
ポーターの丈夫さと品の良さは、40代になっても色あせない魅力だということが伝わってきます
評価が割れる本当の理由は「年齢」ではなく「モデルと場面」
ここまで読んで、「結局どっちなの?」と感じた方も多いと思います
でも実は、割れている口コミをよく読むと、ひとつの共通点が見えてくるんです
ポーターについても、マスターピースについても、知恵袋ではこんな傾向の声が多く見られました
「どちらのブランドも主力は20〜30代のイメージ。ただし派手な柄や素材の切り替えが目立つモデルを避け、シリーズや色を選べば40代でも十分に持てる」
引用元:Yahoo!知恵袋「マスターピースの財布やカバンは35歳の男性が使ってたらおかしいですか?若者向けですか?」 、Yahoo!知恵袋「ポーターのビジネスリュックの年齢層についての質問」 、Yahoo!知恵袋「マスターピースのショルダーバッグのプレゼントについての相談」 、Yahoo!知恵袋「45歳男性のマスターピース購入についての相談」 から傾向を要約
つまり、口コミの評価を分けているのは「年齢」ではありません
「どのモデルを、どの場面で持っているか」 です
派手な配色のリュックをスーツの商談に合わせれば若く見えやすいですし、落ち着いた黒やネイビーの定番モデルを選べば、40代でも違和感はぐっと減ります
つまり、ブランドで決めるんじゃなくて、「どのモデルを、どの場面で持つか」で決めればいいってことですね?
その通りです。口コミは「何歳の人が、どの場面で、どのモデルを持った声か」まで読むと、急に信じやすくなりますよ。
マスターピースが向いている人・向いていない人
ここからは、あなたがどちらに向いているかを判断するためのチェックリストです
当てはまる項目が多いほうが、あなたに合うブランドだと考えてみてください
まずは、マスターピースから見ていきましょう
マスターピースが向いている人
オフィスカジュアルやジャケパンで通勤している
雨の日や自転車通勤が多く、バッグの中身を濡らしたくない
リュックやショルダーなど、両手が空くバッグが好き
ポケットの配置や背負い心地など、機能にこだわりたい
2万円台から、人と被りにくいデザインを選びたい
マスターピースのいちばんの魅力は、機能と素材の工夫が細かいところまで行き届いていること です
30代の教員の方は、マスターピースのバッグを2か月使った感想を、noteにこう書いていました
「学校に通勤するようなオフィスカジュアルに合わせてもいいし、プライベートのきれい目なファッションにも合わせやすいです」(30代/男性/公立学校教員/使用2か月)
引用元:note「30代教員がマスターピースのバッグを使ってみた感想」 より
スーツを着る日が少なく、通勤も休日も1本でこなしたい人には、心強い相棒になってくれるはずです
ただ、同じ方が金具の部分の耐久性が少し不安だとも書いているように、口金などの金具が目立つモデルは、使い方と好みを考えて選ぶのがおすすめです
マスターピースが向いていない人
スーツで商談に出る日や、役員・取引先の上役と会う日が多い
素材の切り替えや金具の主張が強いデザインが苦手
とにかく「定番」の安心感がほしい
マスターピースのバックパックを実際に使っている人のレビュー記事 でも、デザインはビジネスよりカジュアル寄りだと書かれていました
同じ記事では、背負い心地の良さを高く評価していたので、決して悪いバッグというわけではありません
ただ、ネクタイを締めて商談に向かう日が多い40代にとっては、「場面とのズレ」が生まれやすいということです
マスターピースにも、ステアレザー(成長した雄牛の革)とナイロンを組み合わせたビジネス向けの「AVENUE」というシリーズがあるので、スーツで使いたい方はこちらから見てみるのもひとつの手です
ポーターが向いている人・向いていない人
続いて、ポーターのチェックリストです
あなたの毎日の使い方を思い浮かべながら、読んでみてください
ポーターが向いている人
スーツにもジャケパンにも合わせられる1本がほしい
長く続く定番シリーズの安心感を重視したい
出張が多く、とにかく軽いバッグがほしい
傷んだら修理に出しながら、長く使い続けたい
ポーターの強さは、定番であり続けていること と修理の体制 です
修理に出した人の声を調べてみると、対応の丁寧さを評価する声が目立ちました
「スタッフの方が、カバンの状態や修理箇所を丁寧に確認してくれた」「素晴らしい対応で、ますますPORTERのファンになった」
引用元:mononaga「ポーターの修理体験」 、note「吉田カバンPORTERのカバンを修理に出しました」 から傾向を要約
20年使ったTANKERを直営店で修理に出し、修理したことでさらに愛着が増したと書いている方もいました
買い替えるのではなく、直しながら同じバッグと年を重ねていけるのは、ポーターを選ぶ大きな理由になります
ポーターが向いていない人
人と被るのがどうしても気になる
学生時代や20代と同じモデルを、40代の商談でもそのまま使っている
「ナイロンではなく、仕事用は素材から格上げしたい」と感じている
ポーターの人気の高さは、裏を返せば「みんな持っている」ということでもあります
鞄の遍歴をつづったnoteには、こんな一文がありました
「この時期にポーターから卒業したくなります。みんな持っているし違うのが欲しいな~、がきっかけになるのですが」(社会人男性/大学生〜社会人初期はTANKER、社会人中期に革鞄へ)
引用元:note「メンズファッションとしての鞄の位置付けを考える」 より
ポーターが悪いのではなく、若い頃と同じバッグを、同じ使い方で持ち続けていること が、40代の「なんか違う」の正体なのかもしれません
ポーターにも、牛ステアを使ったレザービジネスシリーズ「SORT」などの革のラインがあるので、ポーターが好きな方はそちらを見てみるのもおすすめです
40代がマスターピースとポーターのどっちを選んでも後悔しやすい3つのパターン
届いたバッグを開けて、「あれ?思っていたのと違う」と感じた経験、ありませんか?
マスターピースとポーター、どちらも良いブランドです
それでも後悔する人には、ブランドに関係なく共通するパターンがあります
ブランド名だけで選び、主力素材がナイロンだと意識していない
1つ目は、「有名なブランドだから仕事にも大丈夫」と、ブランド名だけで選んでしまうパターンです
40代後半の管理職の方が、10年使ったバッグの買い替えを相談した質問には、こんな回答がついていました
「キャンバスやナイロンは軽くて丈夫なんですが、どうしてもチープな印象があります。」(40代後半の管理職のバッグ買い替え相談への回答/2016年の投稿)
引用元:Yahoo!知恵袋「40代後半管理職のバッグ買い替えについての相談」 より
これは、ナイロンが悪いという話ではありません
軽くて丈夫で雨に強いナイロンは、通勤の道具としてはとても合理的です
問題は、「その場面で、どう見られたいか」を考えずに選んでしまうこと です
商談や初対面の場で年齢相応の落ち着きを見せたいのに、カジュアルに見えやすい素材やデザインを選ぶと、「なんか違う」が積み重なっていきます
いいですか、バッグは「何のブランドか」より先に「どの場面の自分に持たせるか」を決めてください。それだけで、選ぶべき素材もモデルも自然と絞れます。
価格だけ比べて、修理費・修理期間・返品条件を見ていない
2つ目は、表示価格だけを比べて、買ったあとの条件を見ていないパターンです
ポーターの修理対応は好評な一方で、こんな声も見つかりました
「ラベルが傷んできたので吉田カバンに修理に持っていったらカバン見るなり修理費15000円ですねって言われて草。」「買った時より高い、吉田カバン気に入ってたけど修理も高しコスパ悪いとなるともう買うことはないな。」(Xユーザー/2025年11月の投稿)
引用元:andg「吉田カバン/修理費用はぶっちゃけ高い!」 に掲載のX投稿より
別の方のブログでは、修理が終わるまでに2年近くかかったと書かれていました
作った職人が丁寧に直す体制だからこそ、時間も費用もかかる のは、ある意味で当然のことなんです
でも、壊れたら修理に出せば、1週間くらいでパッと直って戻ってきますよね!
両ブランドとも、公式の修理期間の目安は数か月単位です。その間に使う代わりのバッグがあるかどうかまで、買う前に考えておいてください。
修理費の目安、修理期間、返品できる条件、送料無料のライン
この4つは、ブランドによってまったく違うので、購入前に必ず公式サイトで確認しておきましょう
通勤・出張・休日のどれで使うのかを決めていない
3つ目は、「何にでも使えそう」と、使う場面を決めないまま選んでしまうパターンです
40歳の男性がカジュアルバッグについて質問したYahoo!知恵袋の投稿 には、普段はポーターなどのナイロンのショルダー、ジャケパンの日は革のショルダーやトートを使っているという回答がありました
休日はナイロン、きれいめな日は革というように、場面ごとにバッグを分けている人は意外と多い んです
1本で全部をこなそうとすると、「スーツには少しカジュアル」「休日には少し堅い」と、どの場面でも中途半端になりがちです
まずは「このバッグは主にどの場面で使うのか」を決めて、その場面で必要な容量、PCのサイズ、重さ、床に置いたときに自立するかどうかを確認してください
とくに毎日の通勤で使うなら、重さは数十グラムの差でも肩にじわじわ効いてきます
バッグの重さで疲れないための選び方は、こちらの記事でまとめています
マスターピースとポーターのバッグでよくある質問
最後に、マスターピースとポーターで迷っている方からよく出る疑問に、まとめてお答えします
40代がマスターピースやポーターを持っても大丈夫ですか?
大丈夫です。口コミでは「主力は20〜30代のイメージ」という声もありますが、評価を分けているのは年齢ではなく、モデルと場面です。派手な配色や素材の切り替えが目立つモデルを避け、黒やネイビーなど落ち着いた色の定番モデルを選べば、40代でも違和感は少なくなります。
雨の日に使うならどっちがいいですか?
雨への強さを重視するなら、マスターピースのPotentialシリーズが候補になります。公式サイトでは、独自素材MASTERTEXが耐水圧20,000mmレベルの防水性能を備えていると説明されています。ただし、ファスナーや縫い目から水が入る可能性もあるので、強い雨の日は中身の防水対策も合わせて考えてください。
中古やフリマアプリで買っても、修理してもらえますか?
マスターピースは公式の修理ページで「正規でご購入いただいた商品のみ修理を承っております。中古品として購入された商品は受付対象外となります。」としています。ポーターは修理の対象を個人使用の方に限っていて、経年劣化で寿命を迎えた製品は修理しないと明記しています。長く修理しながら使いたいなら、正規の店舗や公式オンラインストアで買うのが安心です。条件は変わることがあるので、最新の内容は各公式サイトで確認してください。
40代の夫へのプレゼントなら、どっちが喜ばれますか?
スーツで働く日が多いなら、合わせやすい定番シリーズがそろうポーター、オフィスカジュアルや自転車通勤が多いなら、機能性の高いマスターピースが選びやすいと思います。ただ、どちらも客都合の返品は受け付けていないので、普段の服装と使う場面を事前にさりげなく確かめておくのが失敗しないコツです。
実物はどこで見られますか?
マスターピースは、大阪・南堀江の旗艦店や新宿、銀座など国内に直営店があります。ポーターは、PORTER STANDやKURA CHIKA by PORTERなどの直営店に加え、公式サイトによると国内外に600店舗以上の正規販売店があります。色味や重さは画面では分かりにくいので、できれば一度、実物を手に取って確かめてみてください。
商談や初対面で「仕事の顔」になる1本なら、日本製の革バッグも比べてみる
ここまで、マスターピースとポーターを比べてきました
休日や雨の日、軽さを優先したい出張なら、どちらのブランドも頼れる選択肢です
ただ、もしあなたが探しているのが「商談や初対面の場で、年齢と立場に見合って見える1本」なら、ここで一度、比べる土俵を広げてみてほしいんです
ナイロンと革、それぞれの得意分野
最初にお伝えしておくと、革が何でもナイロンより優れているわけではありません
むしろ、雨と軽さに関しては、ナイロンのほうが得意な場面も多いんです
公的な研究機関の資料をもとに、革バッグの長所と短所を整理してみました
引用元:東京都立皮革技術センター刊行物(佐藤恭司) 、東京都立皮革技術センター「革の特性 -快適性要素の解析について-」 、消費者庁「家庭用品品質表示法 雑貨工業品 かばん」 より作成
東京都立皮革技術センターの刊行物 では、革は「高級感があり優れた耐久性や風合いをもち、吸湿性や透湿性などの機能性が高い」というイメージがある一方で、水にぬれたあとで乾燥すると縮んだり形が変わったりする欠点があると説明されています
消費者庁の「かばん」の表示ルール でも、革のかばんには「濡れたときは陰干しで乾かす」といった取り扱いの注意を表示することになっています
つまり、雨の日や自転車通勤には、ナイロンのほうが気楽に使えるということです
その一方で、革には使うほど色や風合いが変わっていく という、ナイロンにはない育ち方があります
ナイロンが「新品の状態をできるだけ保つ」素材だとすれば、革は「年月と一緒に、その人らしい表情になっていく」素材なんです
私自身、雨の日も革バッグを使う派ですが、雨に弱い革だと少し使うのをためらいます
だからこそ、雨の日はナイロン、商談の日は革と、場面で分けて考えるのがいちばん現実的だと思っています
革バッグと雨の付き合い方は、こちらの記事で詳しく解説しています
40代がナイロンから革へ移るきっかけ
実は、マスターピースやポーターのナイロンバッグから、革のビジネスバッグへ移ろうとしている人は少なくありません
アラフィフの営業部の管理職の方は、こんな相談をしていました
「今はマンハッタンのブリーフケースか、マスターピースのラフめなトートを使ってます。今回、革のビジネス用のバッグを買おうと思ってるのですがお勧めのメーカーありますか?」(アラフィフ/営業部の管理職)
引用元:Yahoo!知恵袋「アラフィフの営業部の管理職の革のビジネスバッグについての相談」 より
先ほど紹介した「みんな持っているから、違うのが欲しくなった」というnoteの方も、社会人中期に革の鞄へ移っています
私の場合も、きっかけは周りとの比較でした
20代のころは、安くて丈夫なナイロンのバッグしか使ったことがありませんでした
現場まわりも多かったので、日に焼けて色が抜けたバッグを、営業の席で取引先の革のバッグの隣に置いたとき、テーブルの下へそっと押し込んだのを覚えています
33歳のとき、「年齢相応のものを持たないと、なんだか恥ずかしい」と感じて、3万〜7万円くらいでコスパの良い日本製の革バッグを探し始めました
ただし、最初から上手くいったわけではありません
その前に買った安すぎる革バッグは、手触りが乾いてザラザラで、触れるたびに手の油分を持っていかれるような感覚がありました
縫製も甘く、人前でバッグを開けるたびに、飛び出た糸が気になって仕方がなかったんです(今思えば、値段だけで「本革」に飛びついた完全なカモでしたね(笑))
過去の自分に声をかけられるなら、「もう1万円足すだけで、もっとまともな革バッグが買えるよ」と言いたいです
じゃあ、”本革”って書いてあれば、1万円のバッグも10万円のバッグも中身は同じってことですよね!
同じ牛革でも、どの部位を、どのなめし方で、どこの職人が縫ったかで別物です。値札の”本革”の2文字より、革の種類・生産国・縫い目の様子を確認してください。
日本製の革バッグを選ぶときに確認したい4つのこと
日本製の革バッグを選ぶときは、次の順番で確認していくと失敗が減ります
引用元:消費者庁「家庭用品品質表示法 雑貨工業品 かばん」 、master-piece ONLINE STORE「REPAIR SERVICE」 、吉田カバン公式「返品・交換について」 をもとに作成
最初に決めるのは、そのバッグを主にどの場面で使うか です
商談が多いのか、出張が多いのか、PCは何インチか、床に置いたとき自立してほしいかを、紙に書き出してみてください
次に確認したいのが、革の種類と生産国の表示 です
消費者庁の表示ルールでは、外側の面積の60%以上が表面の層が付いた牛革などのかばんは、「牛革」のように皮革名を表示することになっています
表示を見れば「何の革か」は分かりますが、品質の良し悪しまでは分からないので、生産国や、どこで縫製されているかも合わせて確認しましょう
3つ目は、修理と返品の条件 です
この記事で見てきたとおり、修理は数か月単位・有償が基本で、通販でも「イメージと違う」は返品理由にならないことが多いです
そして最後に、できれば店舗やショールームで実物を見る ことをおすすめします
革は天然の素材なので、一点ごとに色味やシワの出方が違い、画面の写真だけでは分からないことがたくさんあります
「今買わないと」と焦る必要はありません。公式サイトと実物で納得してから、自分のタイミングで決めれば大丈夫です
ロゴで語らない40代が次の候補に入れている、日本製の革バッグブランド3選
日本製の革バッグブランドの中には、3万円台から本革のビジネスバッグを選べるところや、裁断から縫製・修理まで自社工場で一貫して行っているところ、事前に予約すればショールームで実物を手に取って革の艶や重さを確かめられるところもあります
大きなロゴに頼らず、革の質感と縫製の丁寧さで勝負しているブランドを、40代向けに3つ厳選しました
価格帯もデザインの方向性も違うので、まずは公式サイトで、自分の使う場面に合いそうな1本を探すところから始めてみてください
まとめ|マスターピースとポーターはどっち?迷ったら「場面」と「次の10年」で決める
マスターピースとポーターは、どちらも日本の職人によるものづくりを大切にしてきた、信頼できるブランドです
だからこそ、「どっちが上か」で比べても答えは出ません
決めるべきなのは、「そのバッグを、どの場面の自分に持たせるか」 です
スーツで商談や打ち合わせに出る日が多いなら、定番の安心感と修理体制のあるポーター
オフィスカジュアル中心で、雨の日や機能性を重視するなら、マスターピース
どちらを選ぶときも、派手な配色や金具の主張が強いモデルは避け、落ち着いた色を選ぶ
修理の期間と費用、返品の条件、送料無料のラインは、購入前に必ず公式サイトで確認する
商談や初対面で「仕事の顔」になる1本を探しているなら、日本製の革バッグも比較に入れる
休日や雨の日のバッグは、今持っているナイロンのバッグで十分かもしれません
そのうえで、平日の大事な場面で持つ1本だけは、次の10年を一緒に過ごせるものを選んでみてください
1か月もすれば硬かった革が手になじみ、3年後には、あなたの使い方がそのまま表情になって刻まれていきます
大丈夫です。焦って決める必要はありません。公式サイトとショールームで実物を見て、修理と返品の条件まで確かめてから選んだ1本なら、10年後にきっと「選んでよかった」と思えますよ。
評判を調べ尽くした40代が最終候補に残した、日本製メンズ革バッグブランド3選
ここまで読んで、「仕事用の1本は、素材から格上げしてみたい」と感じた方は、日本製にこだわる革バッグブランドを見比べるところから始めてみてください
予算を抑えて本物に踏み出したい人、ブランド名を出さずに品格を出したい人、10年単位で長く使い続けたい人、それぞれに合う選択肢を用意しています
気になるブランドが見つかったら、まずは公式サイトで革の種類や修理の条件を確認して、可能ならショールームや店舗で実物を手に取ってみてください